tamtamDESIGNの建築と日々。

「タムタム」って発声すると和むんです。

空きビル再生プロジェクト、満室!  



2016年8月にスタートした空きビル再生プロジェクト「室町シュトラッセ」が満室になりました!

↑この写真は初めて現地を見たとき。2015年9月。1階は1年ほど空き。2階3階は4年以上空きでした。いわゆる空っぽのビル。

1階が40坪の1区画しかなく、出入口も正面のみ。2,3,R階へは1つの階段のみなので実質的に2階より上で借りる区画は80坪くらいな状態でした。まぁ、なかなか区画の規模が大きいのと、築40年を越えた建物なので老朽も激しく、借り手が居ないのも納得。

はじめは2-3階を弊社が借りてゲストハウスをやろうと思い、管理会社であるミクニ産業さんに問い合わせ、後日現地を見させて貰ったんですが、なんとその時にビルオーナーさんが来てくれました。「この空きビルをどうにかしたいんですよ。そして街を賑やかにしたい」と。熱い想いをお聞きしました。そして弊社がリノベーションによる再生プロジェクトを行っている事をお話しし、このビルの再生プロジェクトを正式にご依頼頂いたのが始まり。

弊社のゲストハウス企画、図面書いて見積りとると…事業収支計画でアウト。弊社の体力の無さを痛感(꒪⌓꒪)そこで用途を変えてシェアオフィスにしました。シェアオフィスであれば住宅設備も無くイニシャルコストという点でとても良い。

そして銀行から弊社が700万円を借り入れる。手持ち資金を含めて1,000万円程の投資でシェアオフィスにリノベしました。街のプレイヤーになるにはリスクも必要。そりゃ~覚悟を決めましたよ。だから何もしないで陰口を言う、揚げ足を取る人がどこの街にも居ますが~そう、相手にしてる暇は無いのです。僕らには子供達に繋ぐためのまちづくり使命があります。自分を信じるのみです。

1階は区画を1つから3つへ。40坪を10~15坪に分ける事で入居し易くするのと、側面の壁を開口してビルの顔を2面にして賑やかしを演出する。

このプランをデザインでイメージ作成。
↓まずはロゴから。

↑メルカート三番街時代からの相方であるグラフィックデザイナーの岡崎君にロゴを作って貰いました。長崎街道に面しているので別名「シュガーロード」のシュガー、角砂糖をイメージ。劣化したビルもこのロゴを見ると面白そうなプロジェクトだとイメージが湧くと思います。


↑賑わっているイメージ。横の壁をブチ抜く。お店の顔を多くみせれる。


↑コンセプトシート


↑1階の提案書。5区画に分けてました。色んなお店に入って貰って賑やかに。


↑2階はシェアオフィス。3部屋に分けてます。給湯室はオープンキッチンタイプにしてコーヒーを飲みながら談話できるコミュニティを演出。


↑3階は共有ラウンジ(左)エステサロン(中央)レンタル会議室(右)


↑屋上は青空コミュとレンタル屋上。BBQとか良いですよね。

さて、関係企業の方々は気になるであろうリーシング(入居斡旋)をどうしたかと言うと、1階はビルオーナーの区画なので管理会社が入ってました。ミクニ産業さんによる一般的なテナント募集。ですが、ここはプロジェクトの動きを混ぜる。まずは自分の知人達にこのイメージを見せ、興味を示す人が居ないかを、お酒を飲みながら、もしくはコーヒーを飲みながらピンポイントで街のキーマンなる知人達に会って広めていく。

とすると「コワーキングスペース秘密基地」の岡さんから1階に入りたいというカレー屋さんを紹介頂きました。「ギタンジャリ」さん。オーナーの恭子さんは面識あったので割とすぐ話が進みました。もちろん店舗設計もタムタムデザインです。ビル再生プロジェクトはビル改修設計のみならずこういったテナント設計にも関われるのでイメージを作りやすいのと、何より設計事務所として仕事になるという、一石二鳥なプロジェクトなんです^o^




↑オーナーの恭子さんは本当に素敵な方。人徳もあり仕上げはDIYで友人達と楽しく仕上げていきました。何よりカレーが抜群に美味しい。

↑オリジナルのシャンデリア。デザインby田村

2~3階も同じ要領で周知活動。そもそもは知人の島内さんがアジアン雑貨の輸入販売をしていて「事務所を引っ越したい」と話を聞いていたのがシェアオフィスへの企画転換の始まり。本当に感謝です。で、「alin」さんが入居してくれました↓

↑ね。「alin」素敵なお店です。

↑スタジオとしても使ってます。

それと商工会議所が発行している広報の広告枠を無料で使えたのでそこにも出しました。そしたら知人のグラフィックデザイナー「株式会社ワクグミ」さんが反応してくれました。代表の田川さんは1日に5万人も来場する「門司港グランマーケット」の主催メンバーでもある街のキーマンが入居が決定。

↑ね。センス良いオフィスです。

今度はビルオーナーがHPで募集していたところに問い合わせがあり、プログラミングオフィスが入居決定。代表の御幡さん、聞けば共通の知人も多く、すぐに良い関係になりました^o^

↑ライフワークバランスに注力されてて、特に女性の働き方をしっかりサポートする優良企業のエム・ティー・エス株式会社さん。

これで、2階は満室。

3階は市役所の知人が紹介してくれた癒しのサロン「室町シュシュ」さんが入居してくれました。代表の松山さんやチーフ的な渡部さん、まさに癒しと品のあるオーラが出てます。

↑サロン内部。これもタムタムデザインによる設計です。施術も受けましたよ。オーガニックに拘ったアロマオイルは心身共に癒されました~ほっくり。

↑こんな感じ。HPから抜粋。代表の松山さん、手から熱波がマジで出てます。本当に手が温かいんです。予約必須↓
室町シュシュ TEL093-562-8510

これで弊社の転貸部分は満室٩( 'ω' )وイエイ

ミソは3階のレンタル会議室と共通ラウンジ。

↑共通ラウンジ。ここは共通なので入居者は自由に使えます。alinさんは商品撮影につかったり室町シュシュさんはお客様のヒアリングに使ったり。


↑地域にもレンタルとして解放ししているのでヨガ教室などで利用もされてます^o^


↑レンタル会議室。ここも入居者は無料で使える場所です。プロジェクターとスクリーンもあります。もちろんWi-Fiも完備。入居者のグラフィック会社がブランディング講座をしたりエステサロンがスクールをしたり。その他にもヨガやイベントマルシェなどなど、使い方次第な場所です。


↑屋上の青空コミュニティ。グランピングの様なBBQが開催されたり劇団の方が劇をやりたいとか、落語を開催したいとか色々と問い合わせが来ております。

こういった共通部分の付加価値があると入居者も思う存分に活動出来て活性化の基礎になるんですよね。

シェアオフィスはオープニングイベントも開催し、200人を超える来場者。シェアオフィスですよ?1階のギタンジャリさんからケータリングをしてパーティも開催。楽しかったですよー。

2階と3階の階段吹抜け部分。

↑レンタル会議室でパーリー。


↑1階ギタンジャリさん、オーナーの恭子さん。カレーも売れてしまい、ほら、もうおかずも少なくなってます。

2階の廊下はフォトグラファーの吉永真利江さん(uruphoto)にディレクションをお願いしました。「室町フォトガレリー」と名付けられた素敵なギャラリーが誕生。北九州で活動している7人のフォトグラファーさん達の感じる「北九州のシーン」をモノクロで表現して頂きました。

素敵な作品ばかり。是非、観に来てください。


↑2015年9月


↑2017年1月

1階はミクニ産業さんが美容室を入れて頂き、残りの区画はなんとビルオーナー自身がクラウドファンディングを利用してコーヒーショップをオープン予定です。やはりこういった再生プロジェクトは「大家さん」の意識改革が1番大事。素敵ですね~^o^


↑ビルオーナーがやっているクラウドファンディング。目標金額は10万円です。これを立ち上げる労力を考えると合わない気もしますが、周知活動として頑張っております。

デザインからのアプローチが見事に成立しました。あとは人と人のコミュニティが発展すれば街への影響も測り知れなく。ワクワクは拡がるばかり。

そして何より嬉しいのは入居者同士のみならず地域の方も含めたマルシェイベントを入居者が主催して(僕では無い)企画している事。自走してます。。めっちゃ嬉しい~٩( 'ω' )و

結果2017年2月現在↓

1階
・インドキッチン ギタンジャリ
・アニーズファーム(珈琲とハーブティー)4月頃オープン予定
・美容室 2月オープンしました!

2階
・アジアのかばんと雑貨 alin
・プログラミング オフィス
・グラフィックデザインオフィス
・フォトガレリー(写真ギャラリー)

3階
・癒しのサロン 室町シュシュ
・レンタル会議室
・ラウンジ ギャラリー

R階
・青空コミュ レンタル屋上

これからも色んなイベントが開催されます。皆さん遊びに来てください!٩( 'ω' )و
【住所】
〒803-0812
北九州市小倉北区室町2丁目11-4 TMビル
レンタルについてはタムタムデザイン093-967-3115にお電話を٩( 'ω' )و

北九州 新築 リノベーション
タムタムデザイン一級建築士事務所
http://tamtamdesign.net/



Posted on 23:04 [edit]

category: 建築

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